再び始まった梅雨の影響で8日のソウルと京畿道地域の瞬間降水量は歴代記録を更新した。
特にソウルは8日の午後8時から1時間で141mmの降雨量を記録し、
観測所観測以後115年の間に最大降水量として新しい記録までなった。
ソウルの中でも一番の繁華街と呼ばれる江南駅周辺も腰まで沈むほど水が上がって、
車が沈水して運行不可能状態になったら市民たちの衝撃も大きかった。
江南地域には丘が多く、周りの地帯より低いのも雨水が集まる理由にもなったが、
普段は下水溝を通じて漢江まで問題なく流れてた。
< 江南駅周辺で沈水した車・News1 >
< 江南駅の繫華街の路上・KBS1 News >
でも今回は短い時間に莫大な量の雨が降り注ぐと雨水はすぐに激しい流れになって、
周辺にゴミまで飲み込んで下水溝の入口を塞ぐ現象が生じたのも一つの理由になった。
実際にマスコミにも紹介されて話題の人物になった「江南駅スーパーマン」の場合、
江南駅を通っていた通行人が詰まった下水道を素手で片付け始め、
この方のおかげで水面が下がるのを目撃したという証言もあった 。
<「江南駅スーパーマン」と呼ばれた通行人・Joongang >
中央災難安全対策本部の発表によると、8月月曜日から12日午前6時までの時点で、
死者13人と6人の行方不明者と発表した。
半地下の家族3人が死亡したのもまるで、映画「パラサイト半地下の家族」を思い出させて衝撃だったが、
江南駅付近の高級住宅街の前で逆流して蓋が抜けたメンホールに姉弟が流された後、
結局2人とも遺体で発見されたというニュースも大きな衝撃だった。
これに対し各種企業と芸能人たちは復旧の念願を込めて寄付に参加しており、
一日も早く正常な生活に戻ることを期待している。